男が死んで行く時に / 安藤昇
※「男が死んで行く時に」 作詞:阿久 悠 作曲:曽根 幸明
敷島の大和男の行く道は・・
女か・・・
顔も忘れた。名前も忘れた。
道ばたの石ころのように。
拾っては捨てた女たち。
俺が死んで
泣くやつ千人 笑うやつ千人か・・・
知らぬそぼりが千人か・・・
それでいいんだ。
まとめてアバヨを云わせてもらうぜ。
以上は,もちろん私のセリフではありません。安藤昇さんのお言葉です。

◆数々の娯楽大作を博した鬼才・加藤泰が監督に当り各界の耳目を集める話題作! 松竹
◆ 安藤昇(あんどう のぼる,1926年(大正15年) - )
元安藤組組長,俳優,小説家,歌手,プロデューサー。
1946年(昭和21年)、法政大学予科に入学するも、翌1947年(昭和22年)退学。
大正15(1926)年5月24日、東京生まれ。特攻隊から復員後、28歳で安藤組を結成、渋谷を本拠とする。昭和33年、横井英樹襲撃事件で服役。出所 した39年に安藤組を解散、映画界に転身。58本に主演するなど人気俳優として一時代を築く。現在は作家、映画プロデューサーとして活躍中。

「部下には見ざる、言わざる、聞かざる、で口うるさくしない」「決めたことは実行する」「中年になったら身だしなみ、おしゃれに気を使え」「足るを知る、とは服役すればわかる」「女遊びは50代からが面白い」。粋だね・・・。 青志社